養生サポートバンドシリーズは、装着して動くことで「動きのエラー」に気付けるようになり、
カラダ本来の機能に近づくことを目的としたアイテムです。
たとえば、腕用は二の腕に巻くことで、肩まわりの動きが意識しやすくなり、前腕部に装着すると、肘まわりがサポートされている感覚が得られる方もいます。また、パンチが強くなったり、逆立ちが安定したり、プッシュアップの回数が増える、握力が上がったなどの感想もあります。脚用は太ももに巻くと股関節まわり、ふくらはぎに巻くと膝まわりに、それぞれ違った装着感や身体の意識の変化があるという声も寄せられています。
(※関節そのものに直接巻くことは推奨していません)
また、装着部位の少し上の部分、つまり体幹に近い部位にも、なんらかのサポート感が連動して感じられる方もいるようです。
前腕部なら肩まで、ふくらはぎなら股関節まで、「なんとなく身体の感覚が整ってくる感じがした」といったご感想もいただいています。
「養生サポートバンド」は、皮膚を一定方向に引っ張る構造を活かし、筋肉の動きと連動するサポート感を得られるよう設計されています。
テープや粘着素材を使わずに、自然な動きの誘導を目指したのが特徴です。
たとえば、歩行時に膝の向きがまっすぐではなく内外に逸れてしまうと、筋や腱が引っ張られる違和感が出ることがあります。そうした動きのクセを、自分自身で意識しながら調整していけるよう、このバンドを装着することで、日常動作の中で自然と動きの感覚を整えていく手助けになればと考えています。
骨や軟骨以外の組織由来の慢性痛が発生する仕組み
この養生サポートバンドシリーズの技術は、皮膚を1方向に引っ張る力を筋肉の運動に連動して発生させることで、一定方向の動きを粘着テープを使わずに誘導し続けることを可能にしたものです。
膝の痛みが膝関節本体だけから発生していることは稀で、ほとんどの場合は腱の付着部や靭帯の付着部が痛みを発生させています。これは動きのパターンが異常を起こしている際に起こるもので、本来なら歩行時に膝がまっすぐ前に向かっていけばよいのですが、それが内側や外側に向かって動いてしまい、それによって内側側副靱帯や鵞足の部分を引っ張ってしまい、膝の痛みが発生。
痛みが膝の外側に発生するなら外側側副靱帯、前面なら大腿四頭筋の付着部を引っ張っていたりします。
養生サポートバンドを装着して動作のエラーに気づくことでアライメントを整え、痛みが起こりにくい動きを手に入れましょう。
肩・首周り・手首・肘などの慢性痛が発生する仕組み
巻き肩は、作業中に肘が外に開いていき、上腕骨が内側方向へ回転してきてしまうのが原因になっています。これを、養生サポートバンドによって外側に向かって運動を誘導し続けることで、肘が下がって上腕骨が外側方向へ回転、胸筋が伸びて胸が開く方向の運動を腕を使いながら覚えることができます。
肩と腕のアライメントを整えることにより、手首の違和感まで軽くなったという報告もあります。
カラダは繋がっているのです。痛みが発生している部位だけを整えようとしても、うまく行きません。
腕や脚、肩・肘・手首・膝を整える巻きかた
足のアーチを整える巻きかたと考え方は同じです。回転をかけたい方向へ向かって巻き付けていきます。
現在、腕・足用の養生サポートバンドを開発中で、クラウドファンディングを実施しています。